通信速度を向上させる方法はいろいろあります。
その一つとして、使用している有線のLANケーブルが古いカテゴリーの物であれば交換する方法があります。
LANケーブルにはカテゴリーというものがあります。
小さいですが、ケーブルに印字されています。
カテゴリーごとの通信速度は以下の通りです。
注意しないといけないのは、カテゴリーによって通信速度が違うという点です。
使用しているLANケーブルによって、速度低下の原因になっている事があります。
現在、eo光やNURO光等で通信速度が1Gbpsを越えるサービスが提供されるようになりました。(5、10Gbps等)
この通信速度を十分生かすためには、考慮しないといけない点が幾つかあります。
その中で、LANケーブルも関係しています。
例えば通信速度が1Gbpsを越える契約であれば、カテゴリーが6A以上の物を使った方がより速度を出すことができるでしょう。
ちなみに、カテゴリー6でも37m以内(場合によっては55m以内)なら、10Gbps通信できるようです。
さらに、スイッチングHUBやパソコンのネットワークアダプタも1Gbps以上対応のものでないと、1Gbps以上の元の回線速度を十分に生かせなくなります。
ONUとルーターの場合
上の図からも分かるように、ルータからPCまではもちろん、ONUからルータ間のLANケーブルのカテゴリーも速度に関係してきます。
宅内LAN配線がある場合
この図の場合のように、ルーターから壁のLAN差込口を通って、インターネット配線設備に入りそれから、各部屋に配線されている場合、その経路で使われているLANケーブルのカテゴリーも関係してきます。
ルーターなどが、宅内lanの集合boxの中に設置されていることもあります。